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宇治川を歩く、宇治茶を楽しむツアー

宇治の歴史・文化を英語で学ぶ会担当

太閤秀吉がお茶を立てるために水を汲み上げたと伝わる三の間.。急な流れを眺めていると思わず誘い込まれるような気持に。橋を渡り、川沿いに対鳳庵へ。両側に木々の茂る散策路なのですが、この日は紅葉には少し早く残念でした。対鳳庵は宇治市の運営する茶室ですが、本席、広間茶席、立礼席を持つ本格的なお茶席です。各流派の方が交替でおもてなしをされ、この日は裏千家のお点前でした。

平成25年11月17日(日)、「英語で宇治の歴史を・文化を守る会」担当の「宇治川を歩く、宇治茶を楽しむツアー」が開かれました。寒暖差が激しい日が続いていたので天気が心配されましたが、風もなく青い空が広がる絶好の行楽日和でした。

広間茶席と立礼席でそれぞれ季節のお菓子とお抹茶を楽しみながら、参加者の話も弾みました。特に案内をして頂いた方たちの親しみと温かさにあふれた対応と、内容も長さも上手にまとめられた説明に皆さん満足しておられたようです。

橋寺ではご住職に迎えられてご本尊に参拝。お寺や仏像の歴史をはじめ、僧侶の衣装の決まり事や数珠の意味など、日頃何げなく目にしている物の持つ意味を新鮮な気持ちで伺いました。外国の参加者も通訳の説明に熱心に聞き入っておられました。お庭では、「宇治橋断碑」を拝観。僧道登が646年(大化2年)に宇治橋を架けたいきさつが格調ある名文で刻まれ、建物に納められて大事に保存されています。

やがて宇治橋のたもと、かの宮本武蔵の恋人「お通さん」で有名な通園茶屋へ。この日は様々なイベントが行われていたのでしょう、川沿いの小道は紅葉狩りに訪れた人、人、人。多くの観光客に混じって先導するクラブ員は大変でした。

集合地点の塔の島十三重の塔に参加者は三々五々集合。参加者は60名弱で、中国、ナイジェリア、ノルウエー、台湾、ロシア、アメリカなど多くの国の留学生や居住者を迎えて、開会の挨拶の後予定通りに十三重塔からスタート。早速、塔に刻まれた碑文から、政治・軍事上古くから重要な地点であった宇治川と宇治橋の歴史を偲びます。

この塔は、1286年(弘安9年)に奈良西大寺の叡尊律師により建立されました。架橋の折に亡くなった人や、捕獲される魚類の霊を祀るために建立されたものです。夏の風物詩が終わり今は休息中の鵜を眺めながら、朝霧橋を渡って放生院橋寺に。